「あれ、トイレットペーパー無くなりそう!」
「新しいハンカチに名前つけるの忘れた!」
「今日、幼稚園半日だっけ!?」
なんてうっかりすることありませんか?
実は私もおっちょこちょいで何かしら忘れてしまうことがよくありました。
スケジュールであれば手帳に書いておいたり、買い物であればメモを書いて、次の日に必ず目につくようにテーブルに置いておいたり、バラバラに管理していることが良くなかったのかもしれません。
最近出会ったバレットジャーナルでタスクを管理するようになってからは、うっかりが減ってきたように思います。
それだけでなく、日中、ついだらだらしてしまいがちだったのが、習慣にしたいことをこなしたり、やってみたいことを始めたりもできるようになりました。
そこで、今回は、バレットジャーナルとは何か、メリットは?どのように作るのかなどをご紹介したいと思います。
今まで手帳が全く続かなかった私が、4か月間、毎日手帳を開いています!
バレットジャーナルとは
アメリカのデザイナー、ライダー・キャロルさんが考案した、タスクや思考などを管理する手帳術です。
「ラピットロギング(素早く記録する)」ということに重きを置いており、バレットと呼ばれる「・」をつけて、予定やタスクやなどを箇条書きで記載していき、KEYと呼ばれる記号で管理していくところが特徴です。
その日の予定、タスクの他に、買い物、アイディアなど、何を書いてもかまいません。
SNSで検索すると、かわいくデコレーションされた手帳が多く見られますが、本来はとてもシンプルな手帳術だよ。
バレットジャーナルの基本構成
バレットジャーナルは、
- インデックス・・・(目次)
- フューチャーログ・・・(半年の予定)
- マンスリーログ・・・(月間の予定)
- デイリーログ・・・(1日の予定やタスク)
という、4つの構成から成り立っています。
インデックス
本でいう目次です。
バレットジャーナルは、各ページにページ数を振って管理します。
最初のページにページ数とタイトルを記入しておくと、あとで見返すときにとても便利です。
その都度書き込んでいきます。
フューチャーログ
約半年分の予定を記入するページです。(使い勝手により3か月分や1年分でもOK)
バレットジャーナルには、マンスリー手帳のような月間のページが用意されていないので、先々の予定をフューチャーログに記入します。だいたい見開き1ページで6か月分書き込むことが多いです。
先々の予定が入ったときに書き足していきます。
マンスリーログ
月間の予定や目標、タスクを書き込むページです。
見開きで、左側にカレンダー(予定)、右側に目標やto doを記入すると見やすくなります。
カレンダーを手書きする人もいるけど、ズボラな私はカレンダー付箋を貼っています。
無印や100均で手に入りますよ。
月終わりに次の月のセットアップをするか、月初めにします。
デイリーログ
日々の予定や、タスクを書き込むページです。
箇条書きで書いていき、KEYと呼ばれる記号で項目を見分けたり、やタスクの進捗状況を管理します。
前の日の夜か、その日の朝にザーッと箇条書きにして、その都度確認しながらか、夜にまとめてKEYを書き込みます。
KEYについて
キーはそのタスクの進捗状況を表す役目があるので、ひと目で分かるシンプルなもの、数は多すぎない方が管理しやすいのでおすすめです。
基本のKEYはこちらです。
【タスク】
・ =タスクの作成
× =タスクの完了
> =タスクの先送り
< =タスクのスケジューリング完了【予定】
〇 =イベント【メモ】
引用:「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル |Marie
- =メモ
* =注目
! =ひらめき
私はこちらを参考にしましたが、絵文字を使うなど、自分の使いやすいようにアレンジして楽しめますよ。
コレクションページ
バレットジャーナルには、4つの基本構成の他に、ハビットトラッカー(習慣にしたいことを管理するページ)や、家計簿、読書記録など、リストにしておきたいことをまとめるコレクションページを作ることができます。
別のノートを作る方も多いと思いますが、ひとつのノートで管理できるので書き込むことも見返すことも習慣になりますよ。
バレットジャーナルはママにピッタリなメリットがたくさん
家族みんなのスケジュール管理に
パパの出張、子どもの学校や幼稚園の行事、病院の予約など、ママは家族みんなの予定を管理しなければならず、頭では管理しきれませんよね。
バレットジャーナルは、普通のノートにその日ごとに書いていくので、何行に収めなければならないという不自由さがありません。
書くことが無い日はほんの数行、たくさん書くことがあれば1日1ページと、自由にページを使うことができます。
ですので、家族が多くても、箇条書きにすればすっきり見やすく管理できます。
家族の予定の頭にイニシャルや似顔絵を描くと分かりやすいですよ。
育児の記録に
例えば、子どもに貰ったお手紙(折り紙にちょっと絵が描いてあるもの(^_^;))は、どこにしまっておこうか悩むことが多かったのですが、ノートに貼ることで、いつ貰ったのか一目瞭然。
その日のできごととともに、大切に保管しておくことができます。
靴を買うときに測ってもらった足型のデータシートも成長の記録として貼っています。
買い物リストに
私は今までスマホのメモにしていたのですが、買い物中にスマホを見ながら歩いていると「ながら歩き」しているようで、あんまり良くないなぁと思っていました。
そんな買い物リストも毎日手帳を持ち歩く習慣があれば、忘れることがなくなり、「私は買い物リストを見ています!」と人目を気にせず歩けるようになりました。笑
手帳を持ち歩くのは面倒だなと思う方は、付箋にリストを書いておき、買い物のときに付箋だけカバンに入れておくのもおすすめです。
自分の時間を有意義に使う
タスクを見える化すると、頭で考えているより、すっきり管理できます。
その日のタスクが早く終る日もあります。意外と自分の時間ができたりします。
デイリーログと呼ばれるその日のページに、「やるべきこと」の他にも「やりたいこと」を書いておくと時間を有意義に使えますね。
ひとつひとつ完了チェックが付いていくと、うれしい気持ちになりますし、「やること終わったからのんびりしよう。」と、休んでいても罪悪感がありません(^^♪
バレットジャーナルのデメリット
とても便利なバレットジャーナルですが、唯一、セットアップが手間に感じることがデメリットでしょう。
時間のないママさんならなおさらかもしれません。
しかし、そんなときは、100均のマンスリーの手帳を切ってノートに貼ってマンスリーログにしてみるなど、手を抜くことも大切です。
ラピットロギングが特徴の手帳術なので、デイリーログだけでもやってみてはいかがでしょうか?
バレットジャーナルの始め方
バレットジャーナルはノートとペンがあれば簡単にはじめられます。
順番に見ていきましょう。
1.ノートとペンを選ぶ
ノートのサイズのめやす
おうちで使うことが多い方や、いろいろ貼り付けたい方はB6サイズからA5サイズ、
持ち歩きメインの方はポケットサイズのものからA6サイズくらいがおすすめです。
100均のものでもこだわって選んでもOK。
方眼やドット方眼がおすすめ
無地のノートでも構わないのですが、ページを区切って使うことが多いので、ガイド線があるほうがスムーズに進められます。
メモや付箋をまっすぐに貼りたいときにも便利です。
ペンはお好きなものを
小さいノートに書くときは細字のペンがおすすめですが、ボールペンでも万年筆でもお好きなものを一本用意してください。
もちろん、マーカーや色ペンも自由に取り入れてくださいね。
2.セットアップをする
ノートとペンが用意できたら、まずはセットアップをします。
- インデックス・・・(目次)
- フューチャーログ・・・(半年の予定)
- マンスリーログ・・・(月間の予定)
- デイリーログ・・・(1日の予定やタスク)
こちらの4つの構成のうち、インデックスとフューチャーログ、マンスリーログまでを準備しておきます。
3.毎日記入する
毎日記入するのはデイリーログのみです。
日々のタスクや買い物、余裕があればひと言日記までなんでも書いてOK。
こちらは、私がバレットジャーナルをはじめるきっかけになった動画です。
シンプルで分かりやすく、初心者でも真似しやすいので、ぜひ見てみてください。
とても心地よい話し方が大好きで、他の動画も参考にしています。
まとめ
いかがでしたか?
バレットジャーナルは、うっかり忘れや新しいことへのチャレンジへの相棒に、主婦にもおすすめの手帳術です。
ぜひ、取り入れてみてくださいね!